tsu-tusac’s blog

山とスキーの記録

1501北八ヶ岳山スキー

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北横岳

 

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縞枯山

 

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南八ヶ岳

 

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雨池

 

参加者:伊東OB(L)、金山(3年)、中山(1年)三浦(1年)

行動概要
1月10日 晴れ
6:45分倍河原~9:30ピラタススノーリゾート着~9:55山頂駅~10:30設営場所着~11:30出発~14:00撤収開始~15:30帰幕~16:00夕食~17:00就寝
1月11日 曇りときどき雪
5:00起床~5:30朝食~7:00出発~7:30縞枯山荘~8:00雨池峠分岐~8:45雨池~10:45麦草峠(昼食)~11:20出発~11:50メルヘン街道と五辻方面の分岐~12:20出逢ノ辻~12:50五辻~14:00山頂駅~14:20帰幕~15:00撤収~15:25ピラタススノーリゾート

1月10日
金山と三浦は部室に前泊し、中山は自宅から出て分倍河原に向かい、伊東OBの車でスキー場に向かった。渋滞を避ける為早めに離京したが、その目論見通り道中渋滞に巻き込まれることなくたどり着いた。
スキー場最上部まではロープウェイで向かった。片道1000円。100人乗りということで大きなロープウェイであったが、この日はほとんど満員乗車で盛況であった。
山頂駅からは、坪庭に向かう一般周遊道を離れ、隣の尾根を登る。10分ほど登ったところで、荷物を置き幕営適地を探す。風の当たらず人目に付かないという条件であったが、ほどなく見つかり設営を行った。風が吹いていたので天幕内で昼食をとった。
横岳に向かうルートは坪庭を経由する一般ルートだとスキーの上りがしんどいという伊東OBの経験から、隣の尾根から回り込むように登るルートを進むことにした。しかし、木が密集していたため思うように進まず、結局2時間ほど登って尾根の上部に出たところで撤収を決定した。
帰路は、谷を下ることを試みたが、出発直後に伊東OBと金山が立ち木付近でスキーごと潜り込んでしまい、雪の状態が悪いことが分かったため、往路と同様の道を通り帰幕した。
夕食はカレー。8人前を用い非常に効用が高かった。

1月11日
 昨日と同様サブザック行動。よく使われるスキーコースなので昨日と打って変わり快調に進む。縞枯山荘到達後にシールを外した。現役3名は慣れないながらもなんとか進んでいたが、雨池峠付近から雨池峠分岐までの下りは木が密集しており非常に苦戦した。
 分岐到達後は雨池を回って麦草峠に向かう予定であったが、先頭の金山が西岸に向かう分岐を通り過ぎてしまったため、追いついた伊東OBの指示の元、林を突っ切り雨池に向かった。木は密集していなかったものの、トレースがなくGPSの助けなしには迷うことは避けられなかっただろう。雨池はまさに雪原といった趣で、他に山行者がいなかったこともあって、大きな開放感を感じることができた。
 雨池南岸分岐路以降は再びシールを装着して進んだのであったが、前日にシールを張り付けたままスキーを置いたせいで、シールが凍っており伊東OBと金山の右スキーのシールの粘着力が殆どなくなってしまった。両者ともテープ補修を行ったが(金山のテープは途中で切れたため伊東OBのものを用いた)、特に金山のシールはほぼ30分おきくらいに外れてしまい、以降ペースが遅くなってしまう。
 麦草峠付近で昼食をとりメルヘン街道に出る。メルヘン街道から山頂駅方面に分岐する道は二つあるが、今回はトレースのついているより下側の道を用いた。
 だましだまし進んでいた金山だが、五辻を越え、展望台を通過したあたりで、左スキーのシールも剥がれてしまったため、一人担いで天幕に向かった。
 その他大きなアクシデントはなく、帰幕した。
 帰りはゲレンデを滑った。一年生二人も殆ど転ぶことなく滑りきり、鹿沢での練習の成果を感じた。

(記録者 3年金山)