tsu-tusac’s blog

山とスキーの記録

1503 乗鞍雪の集い

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VSA前で現役と

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VSA出発

 

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雪の集い 三本滝集合

 

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冷泉小屋へ

3月5日
 参加者 OB 内田、木邨、岸、伊東
     現役 土井、中山、中西、坂本、杉山、黒沢、三浦

 現役の雪上訓練と雪の集い新ルート偵察のため、2日前出発。分倍河原駅7時集合だが、1年の黒沢が来ない。1時間待ったが現れないので、土井と中山に黒沢のアパートまで見に行ってもらう。9時ごろ土井からTEL、,黒沢から連絡あり、寝坊した、これから出ます、とのこと。この時点で内田車、岸車に残りの木邨、1年4人が乗って先発、食料買い出しを頼む。土井らは9時40分ごろ戻ったが、黒沢が来たのは10時半、おまけにあわてて出たのでスキー板を忘れてきた。スキー訓練に行くのに板を忘れてはどうにもならないが、これ以上遅れるわけにはいかないので、伊東車に土井、中山、黒沢が乗ってともかく出発、中央道をいつもより20キロほど飛ばして追いかける。松本ICまで直行、新島々駅八ヶ岳からズレの三浦を拾い、集合場所のそばや徳兵衛には先発組より早く12時半ごろ着いた。昼食後乗鞍に向かうが、今度は稲核の手前、明ヶ平洞門付近で大型トラックが横転、通行止めに。警察官が開通のメドは立たないので木祖村境峠を回れと言うが、それでは2時間以上余計にかかり、今日中にVSA に入るのは無理になる。どっちにしろ駄目なら鈴蘭高原泊まり、ということで、そのまま待っていたら10分ほどで車が動きだし、開通。いろいろトラブルあったが、なんとか鈴蘭着、鍵を受け取り、荷物を積み替えて休暇村着は3時過ぎ。伊東、木邨はリフトで三本滝に上がり、VSAツアーの直行ルート確認へ、他の9人は林道経由でVSAへ。今年は雪が多いが2月に雨が降ったとかで、ブレーカブル・クラスト、極めて滑りにくい。直行ルートは急な下りがないから、まあ大丈夫だろう。VSAには現役たちが先に着いており、入口の除雪作業中だった。水穴掘りも始まったところだが、果たして水を掘り当てられるかどうか。入口が開いたので中に入り、窓を開け、台所も開け、ストーブを点ける。水は結局出なかったので雪を融かして調理、夕食は寄せ鍋だった。アルコールもいっぱい、鍋もいっぱいだったが若者が多いのであらかた片付いた。

3月6日 
 かもしかリフト上(10:00)~小大野川(12:20)~バス道(12:40)~位ヶ原山荘(14:00)
 参加者 木邨、伊東

 現役たちは雪上訓練、我々が昨日つけたトレールを三本滝へ向かう。木邨、伊東は位ヶ原へのトラバースルート探索、8時過ぎ出発、休暇村からリフトでかもしかゲレンデトップ、シールをつけて林間に入る。GPSで確認しながら、ゆるゆる登るようにルートをとり、ところどころ赤テープを付けて行く。天気が良いのはありがたいがやや暑い、ブレーカブル雪のラッセルもあり、結構時間がかかった。問題となる小大野川の横断はぴったり一番傾斜のゆるい地点に出て、そのまま対岸のバス道まで、思ったより簡単に上がれた。ここまで2ピッチ半、ロートル2人はバテバテ、あわよくば鶴が沢の偵察もと思ったが、冷泉から位の小屋まで上がるので精いっぱい、今日は終了。六辻さんの歓迎を受け、こたつに入って一杯、これが楽しみ。夕食は鹿鍋だった。

3月7日
 位ヶ原山荘(7:15)~小大野川(7:55)~かもしかゲレンデ(9:15)~休暇村(9:35)
 三本滝集合(13:00)~VSA(13:40)
位ヶ原下り 木邨、伊東
VSAスキー隊 織方、村田、内田、高井夫妻、矢崎夫妻、木邨、久村、伊東

 予報では天気が崩れるということだったが、さして悪くない。昨日と同じルートを下る。小大野川の先で登り返しのトレールから外れて、水平に行こうとしたが失敗、またゲレンデ間近で下り気味のルートを探したが、これも失敗。どうも、登って来たルートを辿るのがいいみたいだが、ところどころ登り返しがあるのが問題だ。ゲレンデに着いて、木邨は現役のスキー講習へ、伊東は休暇村から一旦鈴蘭に下りる。ぼつぼつ雪の集い参加のOBがやってくる。敬君と部屋割りなど確認、スノーシュー手配を終えたフジクニと再び三本滝へ。あわただしく昼飯のカレーを掻きこみ、いつもの場所にTUSAC旗を張る。やがてみんな集まり、OBら20人に現役8人、合わせて28人で記念撮影。現役とOB一部はゲレンデに残り、スキー隊10人、スノーシュー隊5人がVSAツアーに出発。気温が上がって雪がゆるみ、ブレーカブルがなくなって滑りやすくなったこともあり、みんな順調にVSA到着。神島さん、伊達さんのスノーシュー別働隊も合流、接待役の稲垣が作ってくれたポタージュスープに舌鼓を打った。これで一応解散、あとはそれぞれ休暇村方面へ。
 宴会にはOBら25人、現役8人の33人参加、朝倉さんの乾杯、織方さんの長老あいさつに始まり、幹事長の大谷が不在ながら、いつものように和気藹藹のうちに進行、最後の思誠寮寮歌には現役含め20人近くが肩を組んで高唱、稲垣のエールで締めくくった。
その後の二次会は3階の白樺の部屋があてられ、こちらも現役も含め10人以上が遅くまで飲み、語った。

3月8日
冷泉ツアー 参加者 高井夫妻、矢崎、木邨、伊東
鈴蘭小屋(8:15)~かもしかリフト上(9:20~9:35)~バス道(11:15)~冷泉小屋(11:45~12:30)~鳥居尾根ゲレンデトップ(13:20)

 矢崎むつみさんがぎっくり腰のおそれがあると参加取りやめたので全部で5人、新ルートのかもしか~冷泉~位ヶ原ツアーへ。夜のうち雪が降って新雪が5cm、濃いガスで、特にかもしかリフトは10分余り運転を見合わすほどで、ゲレンデで滑るのも危険なほどだった。新雪の中に一昨日のトレールが残っているので、その通りに進み、2ピッチでバス道、帰りのバスの時間があるので位ヶ原まで登るのはやめて、冷泉で昼を食べて帰ることにする。また登って来たトラバースルートは登り返しもあり面白くなさそうだということで、黒い沢から鳥居尾根を下ろうということになった。下の方はガスだが上は晴れて日もさしており、冷泉小屋の脇で暖かなランチを楽しむ。新雪が乗ったおかげで雪はよく、黒い沢の林間、鳥居尾根の凸凹の多い下りも、まずまず快適に滑れた。鳥居尾根ゲレンデトップに出て解散、高井さん夫妻と矢崎さんはもう少しゲレンデを滑り、木邨、伊東はそのまま鈴蘭小屋に帰った。帰るOBたちを見送り、遅くなったが頂上アタックの椿谷、岸、久村、現役のパーティーも帰着、岸車、椿谷車、稲垣車に定員いっぱい乗って帰るのを見送ると、あとは内田、高井夫妻、伊東の4人。もう一晩鈴蘭に泊まって明日、ゆっくり帰ることに。

3月9日

内田車、高井車、伊東車、3台の車に4人、車内空間がもったいないが、それぞれのペースで安全運転、無事帰京した。
去年から準備を重ねてきた幹事長の大谷が直前で参加出来なくなり、どうなることかと思ったが、41年同期、OBみなさんの協力で滞りなく諸行事を終えることが出来てホッとした。年々齢をとってツアーのガイドもしんどくなってきたが、後継がいないのが問題だ。早くスキーの好きな若手が出てきてくれないものかと思う。